CSSを書いててスペースで区切るだけでは、分かりにくいことがあったりします。
そんな時便利なのが、コメントアウト。
このスタイルは、ヘッダー要素のだよ!とか、共通部分をまとめる時にここから~ここまで。
みたいに使い方は色々なコメントアウトの記述方法と、
SassやSCSSでは、mixinmixinとかイメージやカラーなどの共通部分を
分かりやすくコメントアウトで区切る方法のご紹介です。
CSSでコメントアウト
スタイルごとに日本語で説明できるコメントアウトは便利です。
書き方は以下の通り。
/* 一行で書いてもいいし */ /* 複数行にまたいで 書いても大丈夫です! */
/* */
この記号を文の先頭と末尾に書けば、日本語で書いてもスタイルが崩れたりすることがありません。
でも、「*/ /*」みたいに反対に書いちゃうと、崩れてしまうのでそこは注意してください。
次は、SassとSCSSのコメントアウトについてです。
Sass、SCSSでコメントアウト
Sass、SCSSのコメントアウトも「/* */」を使います。
さらに、文の先頭に「//」を付けるだけのコメントアウトも存在します。
2つもあるとこんがらがっちゃうけれど、使い分け方があるんです。
Sass、SCSSは、スタイルを書き終えたらCSSにコンパイルして、サーバーへアップします。
Sass、SCSS共に、
コンパイル後「/* */」←このコメントアウトは残りますが、
文の先頭につける「//」←このコメントアウトは残りませんので、
下記のように使い分けると、Sass、SCSSファイルだけにコメントを残して分かりやすくなります。
// これはSCSSファイルです。 /* この要素はコンテンツのスタイルです。 */ .content { width: 100%; height: 120px; a { color: pink; } p { color: gray; } }
↓コンパイル後↓
/* この要素はコンテンツのスタイルです。 */ .content { width: 100%; height: 120px; } .content a { color: pink; } .content p { color: gray; }
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