CSSを使って画像のアスペクト比を保持する2つの方法について解説します。
◼︎ 方法1: aspect-ratioプロパティを使用する
まずは、CSSの新しいプロパティ「aspect-ratio」を使った方法です。このプロパティを使うことで、要素の縦横比を簡単に設定できます。
<div class="aspect-ratio-container"> <img src="sample.webp" alt="サンプル画像"> </div> <style> .aspect-ratio-container { aspect-ratio: 16 / 9; /* 縦横比を16:9に設定 */ width: 100%; /* 幅は100% */ overflow: hidden; /* はみ出た部分を隠す */ } .aspect-ratio-container img { width: 100%; /* 幅を100%に設定 */ height: auto; /* 高さは自動で調整 */ } </style>
「aspect-ratio」を使った画像表示
このコードを実行すると、画像は16:9のアスペクト比を保持しながら表示されます。
◼︎ 方法2: object-fitプロパティを使用する
次に、CSSの「object-fit」プロパティを使った方法です。このプロパティは、画像や動画がコンテナ内でどのように表示されるかを制御します。
<div class="object-fit-container"> <img src="sample.webp" alt="サンプル画像"> </div> <style> .object-fit-container { width: 100%; /* コンテナの幅 */ height: 300px; /* コンテナの高さ */ overflow: hidden; /* はみ出た部分を隠す */ } .object-fit-container img { width: 100%; /* 幅を100%に設定 */ height: auto; /* 高さは自動で調整 */ object-fit: cover; /* 縦横比を保持しつつ、コンテナを埋める */ } </style>
「object-fit」を使った画像表示
このコードを実行すると、画像は指定したコンテナのサイズに合わせて表示され、縦横比が保持されます。`object-fit: cover`を使用することで、画像がコンテナを埋めるように拡大され、必要に応じてトリミングされます。
まとめ
今回は、CSSの「aspect-ratio」と「object-fit」プロパティを使用して、画像のアスペクト比を保持する方法を紹介しました。これらのプロパティを活用することで、レスポンシブデザインにおいても美しいレイアウトを実現できます。ぜひ、実際のプロジェクトで試してみてください。
コメント